パンヘッドの誕生について
実用性と趣味の要素を高いレベルで両立している乗り物の一つとしてオートバイの存在は欠かすことが出来ません。
機動力の高さと維持費の安さから、日本でも東日本大震災以降再び高い注目を集めるようになり、新たに二輪免許を取得してオートバイを購入する人が増加しているのです。
オートバイの魅力は単なる生活の足という枠を超えて、所有をする喜びやオートバイで走る喜びなど、趣味やレジャーとして私たちの生活を豊かにしてくれる点にあります。
オートバイの所有者の多くがツーリングを楽しんでいますし、カスタムをして楽しんでいる人も少なくはありません。オートバイは生活の大事なパートナーであるといっても過言ではないのです。
世界中で最も人気があり、愛されているバイクメーカーとして代表的なのがHarley-Davidsonです。
Harley-Davidsonはアメリカ西海岸で誕生し、100年以上のヒストリーを誇る、屈指の人気を誇るオートバイメーカーなのです。
Harley-Davidsonのヒストリーはエンジン開発とともにあるといっても過言ではなく、実際に数々の画期的なエンジンを開発してきました。
1948年に開発され、ハーレーの評価を一気に高めたエンジンとしてパンヘッドと呼ばれるエンジンがあります。
パンヘッドとは、ナックルヘッドを改良し、メンテナンス性や放熱性の向上に成功した新型のVツインエンジンのことを指します。鍋のフタのようなシリンダーヘッドから「パンヘッド」と呼ばれるようになったのです。